昨年のレスリング世界選手権で優勝し、
女子フリースタイル57㎏級でのパリ五輪出場が内定した櫻井つぐみさん。
今回は櫻井さんの師匠で元レスリング選手でもある父親、
優史(ゆうじ)さんについて紹介します!
櫻井つぐみのプロフィール
- 名前:櫻井つぐみ(さくらいつぐみ)
- 生年月日:2001年9月3日
- 出身:高知県
- 血液型:非公表
- 身長:156㎝
- 階級:55㎏級、57㎏級
櫻井さんはレスリング選手だった父、優史(ゆうじ)さんが創設した
「高知レスリングクラブ」で3歳からレスリングを始めました。
中学時代は相撲部にも所属し、レスリングと両立しながら足腰を鍛えていたそうです。
その努力が実を結び、全国中学選手権大会では3連覇を達成しています!
高校・大学時代
高校時代は、優史さんが顧問を務める高知南高校のレスリング部に入部。
2年生になると週末に群馬県にある育英大学の練習に参加するようになったそうです。
金曜日の授業終わりに夜行バスに乗り、レスリング部の練習に参加して
日曜に夜行バスで帰るという多忙なスケジュールを乗り越え、
高校卒業後は育英大学に進学し、今年の3月に卒業されています。
櫻井さんは育英大学在学時にも、数々の世界大会で素晴らしい結果を残しています!
主な実績
- 2021年 全日本選手権 優勝
- 2022年 アジア選手権 優勝
- 2022年 全日本選抜選手権 優勝
- 2022年 世界選手権 優勝
- 2023年 全日本選抜選手権 優勝
- 2023年 世界選手権 優勝
- 2023年 アジア大会 優勝
櫻井つぐみは父も元レスリング選手!
櫻井つぐみさんの父親である優史さんも
過去に日本一に輝いたことがある元レスリング選手でした!
優史さんは、高校時代に出場した国体の少年グレコローマン46kg級で優勝した実績があり、
群馬大学1年時に出場した東日本学生春季新人選手権でも優勝しています。
その後も、1996年全日本学生選手権3位などの成績を残し、
2002年の高知国体まで現役を続けられたそうです。
選手から指導者に転身
優史さんは香川県出身ですが、
1998年の高知国体を機に、高校教諭として高知県に移住。
インタビューでは
「選手時代も高校生の指導は行っていましたが、現役を引退したことをきっかけに、ジュニアの育成も始めようかと思いました」
https://www.japan-wrestling.jp/2015/07/28/73839/
と語っており、2004年に高知レスリングクラブを立ち上げています。
優史さんは元レスリング選手としての経験を活かしながら、
20年以上にわたってレスリングの指導に尽力されています。
櫻井つぐみの父が龍馬賞を受賞した過去とは?
櫻井つぐみさんの父である優史さんは、
2022年に文化、教育、スポーツなどの分野で活躍した
高知県内の個人や団体に贈られる「龍馬賞」を受賞しています。
世界選手権を制した長女のつぐみさんや、
2022年のU20世界選手権男子フリースタイル61キロ級で優勝した
西内悠人選手など数々の有望選手を育て上げた指導力が評価されたそうです。
受賞時のインタビューでは
「このような賞を頂けるのも世界や日本のトップで活躍してくれている選手のおかげ。保護者や選手に関わった多くの方の尽力のたまもので、代表して受賞したと思う。パリ五輪の金メダルに向け、高知県をレスリング王国にするため、精いっぱい励みたい。」
https://www.asahi.com/articles/ASQC171QVQC1PTLC00S.html
と語っていました。
20年以上レスリング選手の指導・育成に携わり、
世界トップクラスの選手を何人も育ててきた優史さんですが、
選手や周囲への感謝を忘れない誠実な人柄であることが伝わってきますね。
まとめ
今回はレスリング女子フリースタイル57㎏級の日本代表選手として、
パリ五輪に出場する櫻井つぐみさんの父、優史さんについて紹介しました。
優史さんは過去に日本一に輝いた実績のある元レスリング選手で、
選手時代の経験を活かし、20年以上にわたって
レスリング選手の指導・育成に携わっています。
長女のつぐみさんをはじめ、世界的トップクラスの実力を持つ
選手を育てた功績が評価され、2022年に龍馬賞を受賞されました。
父、優史さんの影響でレスリングを始め、
今や世界選手権で優勝するまでの実力者となった櫻井つぐみさん。
櫻井さんのパリ五輪での活躍や、メダル獲得に期待したいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。